六本木・乃木坂でしみない医療ホワイトニング

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ホワイトニングで歯が白くなるしくみ

おはようございます!
笑顔を守る歯科医、六本木ルアナ歯科のユキです。

白い歯に憧れるけど、ホワイトニングってちょっと不安、という方多いですよね。
歯を白くする方法はたくさんありますが、一般的に「ホワイトニング」とは歯を削らずに歯の色を白くすることを指します。歯に薬液を浸透させて、漂白する方法が一般的です。

エステサロンやホワイトニングサロンなどで取り扱っているものは、歯自体を白くするのではなく、歯についた着色汚れを落とすもののようです。(医薬品ではないため、サロンによって使用している薬剤がまちまちのようです)

詳しくは、こちらの記事にホワイトニングの種類について詳しく解説しています。併せてご覧ください。

今日は薬剤ホワイトニングの歯が白くなる仕組みについて解説します。
薬剤ホワイトニングとは、過酸化水素や過酸化尿素という医薬品を使って歯を漂白するものです。
歯医者さんで一般的に行われているホワイトニングが薬剤ホワイトニングです。

過酸化水素や過酸化尿素のことを過酸化物といい、歯に塗ると3ステップで歯が白くなります。

1、過酸化物の分解
歯の表面で過酸化物が分解され、活性酸素が発生します。
2、歯の有機物を分解
活性酸素が歯の内部に浸透して、歯の色素を分解します。
3、歯の漂白
象牙質という歯の内側にある組織の有機物が分解されると歯が白くなります。

ここで、歯の構造について。

歯は外側からエナメル質、象牙質、歯髄(しずい)という3層構造になっています。一番外側のエナメル質には神経が通っておらず、半透明なガラスのような構造です。二番目の象牙質には、神経とつながった細胞があり、歯のしみる痛みを感じます。中心にある歯髄は、まさに神経や血管が集まった組織です。

薬剤が浸透しすぎると、象牙質にある細胞に薬剤の反応が届き、しみる痛みを感じてしまいます。また、薬剤ホワイトニングを繰り返していると、象牙質の細胞が入っている管(象牙細管といいます)が脱水になり、痛みを感じやすくなります。

薬剤ホワイトニングは使用時間・頻度に注意してくださいね!


当院では、薬剤のホワイトニングのリスクを考慮し、薬剤を使わない光ホワイトニングを行っています。
今までのホワイトニングでしみた方、薬剤の使用が心配な方は、ご相談ください。

歯科医 ユキ先生

歯科医 ユキ先生

歯科医師・歯学博士。 静岡県浜松市生まれ。北海道大学歯学部卒業。 ハードな口腔外科医から病気の予防のプロに転身。

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